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「死が怖くなくなる読書」一条真也氏著を読みました

この本の裏表紙に「読書という行為には、グリーフケア=死別の悲しみを癒す 機能がある」と書いてあります。たまたま図書館で手に取ったブックガイドなんですが何か引っかかるところがあって借りてきました。




過去にこういうブックガイドは幾つか読んだ事があって、そこで紹介されてた本を読む事で大きな気付きがありました。「夜と霧」「世紀の相場師 ジェシー・リバモア」などの本は図書館で借りてきて読んだブックガイドで知って、面白そうなので購入して読んで大きな影響を受けました。

自分で読んだ死にまつわる本で強く印象に残ってるのは村上春樹氏の「ノルウェーの森」とパウロ・コエーリョの「ベロニカは死ぬことにした」です。

ノルウェーの森では、死は生きる事と境界線ではっきりと分けられてるわけではなくて、むしろ生の一部を徐々に浸食していくように死というものは我々の一部に有るものだ、という事を感じました。

ベロニカ~では一週間後の死に焦点を当てて死を経験することにより生きることにしがみつくのではなく、生きることの意味を見つける…という事を感じました。この本はトリックも面白かった。

死について考えて思い浮かぶのが有名なスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチの3つの話の一つです。こんな風に死を毎日の活力に使うような発想は無かったので強く影響を受けました。それが自分の生活に反映されてるかというと疑問ですが…

その最終部を引用で…

( 自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。本当に大切なことしか残らない。自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。我々はみんな最初から裸です。自分の心に従わない理由はないのです。(中略…)誰も死にたくない。天国に行きたいと思っている人間でさえ、死んでそこにたどり着きたいとは思わないでしょう。死は我々全員の行き先です。死から逃れた人間は一人もいない。それは、あるべき姿なのです。死はたぶん、生命の最高の発明です。それは生物を進化させる担い手。古いものを取り去り、新しいものを生み出す。今、あなた方は新しい存在ですが、いずれは年老いて、消えゆくのです。深刻な話で申し訳ないですが、真実です。

このブックガイドでは51冊の本が紹介されており、その中には読んだことのある「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」や「夜と霧」も紹介されてました。とらえ方は人それぞれで「多崎つくる~」について他の村上作品と対比しすぎるのは作品自体の良さを壊すような気もします。「夜と霧」について共感する部分が多かったです。

実際この本は紹介部分よりも「はじめに」の部分で展開される筆者の話に強く共感しました。

大筋で(日本では人が亡くなった時に不幸があったと言います。でも私達は皆必ず死にますし死なない人間はいません。私達は「死」を未来として生きて、その未来が不幸であるということは、必ず敗北が待っている負け戦に出て行くようなものではないかと思えたのです…

紹介されてた本の中から「人質の朗読会」小川洋子著を図書館で借りました。「そうか君はもういないのか」城山三郎著と「さよならも言わずに」上野顕太郎著は本を購入しようかと思います。
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この記事へのコメント:

うなぎ : 2013/11/17 (日) 17:40:05

尖閣騒動の煽りで中国の書店から自分の作品が消えたと嘆く、朝日新聞への寄稿を読んで、
加害国と被害国との区別もつかぬ村上春樹の幼稚なレベルに驚いた。
丹念に読むと「騒ぎを煽る政治家や論客」への注意を呼びかけるなど、
暗に尖閣の国有化を進めた自国を批判している。
だから中国メディアはこれを歓迎し、全訳まで配信した。
その直後にノーベル文学賞を逃したのはよかった。

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