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村上春樹の短編「ドライブ・マイ・カー」を読みました。

図書館で文芸春秋に載ってる村上春樹の短編「ドライブ・マイ・カー」を読みました。祭日の図書館は人が沢山で座れるスペースはほぼ埋まってましたが、運良く座れました。

この書き下ろしの短編、とてもひきつけられました。共感するところが結構あって、読んでて主人公と同じように自分が強い怒りを感じるようなところもありました。

歌詞で車というのは女性の比喩として使われることがあって、自分の愛車というのは男性からすると女性を見るような感覚があると思います。事情があって運転が出来なくなった中年の性格俳優が、自分の娘位の年の女性を運転手として気持ちを通わせていく様子、また自分の奥さんと他の男性との関係、愛車を他の人に委ねる事、嫉妬と別離、聞きそびれた事。

ハードボイルド小説として、生きていく上で辛い事やタフなことをやり過ごすために自分の周りに固い殻を作る、そんな印象をうけました。男性が歳を重ねる毎にその殻は厚くなってって渋くぶっきらぼうになっていく感じです。

それでも愛車を委ねた女性とのちょっとしたやりとりからその殻の隙間の柔らかいところがほろっとみえる瞬間があって、そこに主人公の弱さや底意地の悪さ、脆さがみえてたまらなくなりました。読んでいて自分の弱さを見せられるような感じがしましが、なんとなく悪い気はしませんでした。
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