今月のクーリエジャポンの特集は[「言葉」こそがあなたの武器である]でした。
話すのって難しいし、たいがい誰かに何かを伝えようとして充分に伝えられた事ってない気がします。後で考えて言葉が足りなかったり、感情的になりすぎて少し外したりとか。
ジョブズのスタンフォードのスピーチは何回も聞いてやる気をもらいました。言葉の持つ力ってのをアメリカの人達が歴史的な場面で話した事を聞いてきて感じてきた事に対して、自分が生きてきた40年ちょっとで、誰かの言葉にダイレクトに動かされた事って少ない気がします。それは自分の受け取り方や感受性のせいもあるけど、言葉の重さって自分の現実と、他の世界での重さは違うと思います。逆に言えば自分の言葉の重さについてもそうですが。
冒頭の記事、[指導者達の「名言」]は確かに読ませるけど近年の日本のリーダーの言葉に対しての辛辣なコメントはバイアスが強い感じがしました。
それに対して、全く個人的な感想なんですが、そのあとの記事の[「人を動かす」言葉とは]もバイアスがかかってる感じはしましたが、読んでて引っかかるところはなかったです。
そんなんでふと思ったのが、スピーチなどを聴く前に自分の立ち位置というかポジションを決めてから聞く部分があるという事。話す人の立ち位置や話の流れやから、自分がどうその話を受け取るのかを無意識のうちに決めてしまうところがあるのかな?と思いました。
英国のスピーチライターの記事も面白かった。記事の内容も重要だけど、「結局何を伝える」かよりも「どのように伝えるか」って部分は大きいのかな、と思いました。
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