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映画「凶悪」を観ました。


ピエール瀧とリリーフランキーがとにかく悪いらしいという話をきいて、期待に胸を膨らませて映画「凶悪」を観ました。面白かったです。特にピエール瀧のヤクザの人間の皮をかぶった悪魔ぶりが良かったです。


しかし、ピエール瀧の極悪ぶりな演技は半端なかったです。瀧氏といえば電気グルーヴのLIVEを98年の天神山スキー場で開催された最初のフジロックで観たことを思い出します。ピエールは富士山の被り物をして出てきて「凄いぞ!凄いぞ!富士山~」って歌ってました。悪天候の中で機材トラブルもありましたがいいライブでした。シングルの「シャングリラ」がセットリストに無いってなかったのは残念でしたが。


毒と暴力と悪意にまみれた救いのない映画という意味ではどうしても「冷たい熱帯魚」と比べてしまいます。ピエールのいう「ぶっこむ」とデンデンのいう「透明にしちゃえばいいんだよ」ってのはちょっとした共通点があります。実話を元にしたフィクションって部分でも一緒です。


「凶悪」は主人公の藤井記者が死刑囚の告白からジャーナリストとして事件を調べていく形で描かれています。事件にのめり込んでいく対比として義母の介護を押し付けられた妻の姿が描かれ、そこで主人公が全部放り出して事件を調べることに没頭する理由が自分には良くわかりませんでした。

事件の背景ととも自身のダークサイドに向き合ううちに、自分の知らない一面を発見していくって形ならもっと入り込めたかもしれません。多分、正義心的なものから闇に埋れた事件を公に引きずり出していく、そこに個人的には強い共感は持てなかったです。



それに対して「冷たい熱帯魚」は熱帯魚店の店主が否応無しに殺人に巻き込まれ、悪意を丸ごと飲み込んで破滅に突き進みます。映像表現としては、エグいけど犯罪に巻き込まれた狂気を掘り下げていくことについては、この作品の方がより深いところまで観客を連れて行ってくれる気がします。もちろん、それでカタルシスを得れる人もいればただただ不快に感じる人もいるでしょうけと。


クライマックスである裁判のシーンでも、登場人物のやりとりに大きな衝撃はなかったです。一連の事件の見方を変えるような展開もなかったし、むしろ冒頭のピエール瀧の凶悪ぶりとリリーフランキーの狂気が印象に残っています。


もし「凶悪」を観てピエールとフランキーはやべえなぁ、と思った人で「冷たい熱帯魚」を観てない人は観ても損はないと思います。「凶悪」よりももう少し深い意識の地下2階的なところに連れていってくれると思います。
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